令和4年度市民後見人養成講座修了者フォローアップ研修会を行いました
掲載日:2022.11.28
11月22日、北ガス文化ホールで千歳市市民後見人養成講座修了者を対象に、フォローアップ研修会を開催しました。
苫小牧市で市民後見人として活躍中の坂井 文(さかい あや)さんから、「成年後見人としてのやりがい」など貴重なお話を伺いました。また苫小牧市社会福祉協議会総合支援室長 古川義則さんからは、安心して後見人活動するためのアドバイスをいただきまいた。
参加者の皆さんも真剣な眼差しで聞き入っていました。
坂井さんのお話の中で印象的だった言葉「人って優しいな、私も優しい人になりたいな」。
この言葉を胸に日々、市民後見人活動に奮闘されている坂井さんの様子が感じられるお話でした。
また、坂井さんからこんな言葉もいただきました。
これから市民後見人を目指す私たちの背中を押してくださる、そんな言葉です。
「市民後見人と聞けば、とてもハードルが高く感じるかもしれませんが、誰かのためにちょっと力になってあげたいなというのがハードルだと思います。自分だったらこんな人に寄り添ってほしいな、だったら自分もこうなろうと思って活動をしています。自分もいつかこの成年後見制度を利用したいと思っています。人はひとりで生きていくのは難しいので、自分のそばで寄り添ってくれる人がいればいいなと思っています。」
グループワークでは坂井さんのお話をもとに自由に語り合いました。
また、これから活動を目指す方、現在、後見支援員、生活支援員として活動されている方などが活動に対する思いや疑問を話し合いました。
参加者のみなさんからは、
「坂井さんのお話を聴いて、寄り添える気持ちを大切に活動していこうと改めて感じました」
「一歩進むことが必要に思いました」
「誇りと熱意を感じるお話を伺い、自分が支援されるようになった時、このような後見人さんがいるんだと頼もしく思いました」
「いつも心に響くお話をありがとうございます。‘寄り添う’という言葉は、家庭の中でも大切なひとことだと思います」
「実践のお話を聞いたことで、自分のやることの内容の理解が深まり、いつか活動に結び付けたいと思いました」
「やさしい人、寄り添える人間になることの大切さを感じました」
「本人との関係性を大切にしながら出来ないことは出来る人に頼むようにするという話を聞いて少し気持ちが楽になりました」
「被後見人の方が地域で暮らしやすいよう、寄り添って活動していきたいと思いました」
など多くの感想をいただきました。
お話をくださった苫小牧市市民後見人の坂井さん、苫小牧市社会福祉協議会の古川さん、貴重なお話を本当にありがとうございました。