「千歳市遠隔手話サービス」の体験を行いました!

掲載日:2022.08.01

令和4年度第3回千歳市登録手話通訳者研修会は、「遠隔手話サービス体験」を行いました。千歳市では、令和3年度、LINEやskypeによるテレビ電話での手話通話を、年間約80件ほど対応しました。今回は、日常の遠隔手話サービスの場面を、地元のろう者のご協力をいただき、ロールプレイ方式で体験しました。                                                                                      

①ろう者・通訳者間のビデオ通話                             (設置通訳者がいる窓口に来所しなくても通訳者と会話ができます。問い合わせ等。)                                                                

 

②電話リレーサービス                                 (宅配業者へ再配達依頼、コロナワクチン接種予約の電話通訳などを体験)           

      

                             

 

③遠隔手話サービス                                  (障害者手帳の再交付、補聴器の申請、税金相談など、各種窓口に対応可能)

  ※千歳市役所の窓口に設置しているタブレットが利用できます。

    

          

 

④遠隔手話通訳(整形外科、内科、眼科の受診3パターンを体験しました)           ※医療機関の他、学校の家庭訪問など、様々な場面でご利用いただけます。

   

                  <参加者の感想>                                      話リレーサービス」はとても便利だと感じた。電話でコロナワクチンの接種予約が簡単にできることを知らなかった。体験してみて良かった。(ろう者)                   〇市内で「遠隔手話通訳」が使える医療機関がもっと増えると嬉しい。(ろう者)        〇今まで、市役所の窓口の筆談は大変だった。テレビ電話の手話通訳を体験して、職員と色々会話することができた。職員もろう者も、お互い助かると思った。(ろう者)                             〇遠隔手話通訳を体験して、サービスの仕組みが理解できた。思ったよりも画面の手話が鮮明に見ることができて安心した。(登録手話通訳者)                      

 遠隔手話サービスは、新型コロナウイルス感染症の予防対策にもなっています。お互い安心して情報保障が得られるよう、市民の皆様に周知してきたいと思います。