「聞こえが不自由な方にその場を文字で伝える文字通訳」要約筆記入門講座で7名が修了証!!

掲載日:2021.12.08

12月4日(土)、「千歳市要約筆記入門講座」の全日程を終了して、閉講式が行われました。

当初、5月開講の予定でしたが新型コロナウィルス感染症拡大の影響により10月に延期となりました。

受講性の皆様には感染対策にご協力をいただき無事に講座を終了することができました。

ありがとうございました。

 

10名の受講生のうち7名の方が全課程を修了されました(^^♪

閉講式では、千歳市社会福祉協議会 三崎常務理事より修了証が授与されました。

受講生の皆様、大変お疲れ様でした!!

      

全日程14講座のうち、パソコン要約筆記について8時間学習しました。

北海道登録要約筆記者の久保田由美講師から「パソコン要約筆記とは?」「パソコン要約筆記の機材説明」

「IPtalk(アイピートーク)の入力方法」などを学びました。

後半では、講師の読み上げ文を2人ペアで連携入力をしスクリーンに表示しました💻

近年、Zoomでのパソコン要約筆記派遣も増えてきていますのでパソコン要約筆記者の増加につなげ

たいところです。

      

最終講座の講演「要約筆記者に望むこと」では、講師として帯広市から北海道中途難失聴者協会会長の

佐々木亜規子様をお迎えしました。

講演では、中途失聴者の立場でご苦労された体験談、中途失聴になった経緯、要約筆記者との出会いなど

についてお話しいただきました。

佐々木会長にとって要約筆記との出会いは、感動的な出来事だったそうです。

「要約筆記があれば聞こえなくてもコミュニケーションがとれる!」

「自分だけ聞こえなく苦しいと思い込んでいたことが要約筆記により救われた」と話されていました。

講演後、受講生から中途失聴者に対する配慮などの質問もあり、受講生の皆さんの熱心さに感動しました!

修了された7名のうち5名は千歳要約筆記の会「やませみ」に入会されました。

今後、千歳市の登録要約筆記者が増えることが期待できそうです(^^♪

 

       

          👆写真撮影時だけマスクをはずしました