【福祉の授業】富丘中学校で視覚障がい者ガイドヘルプ体験・要約筆記体験・認知症サポーター養成講座を行いました!
掲載日:2021.11.11
11月5日(金)に富丘中学校で福祉の授業が行われました!
「視覚障がい者ガイドヘルプ体験」・「要約筆記体験験」・「認知症サポーター養成講座」の3つの体験
の中から1つ選択していただき、計173名の学生さんが体験を行いました👦👧
「視覚障がい者ガイドヘルプ体験」
講師は千歳視覚障害者福祉協会会長の菊池悦子さんと事務局長の菊池正明さんです。
支援ボランティア3名の方にもご協力いただきました。
視覚障がい者ガイドヘルプ体験では、2人1組となり、アイマスクを着けて視覚障がい者の役と
ガイド(手引き)する人の役となり、視覚障がい者の気持ちを体験すると同時に、安心安全に
手引きする方法を学びました。
富丘中学校では、狭い通路・足元の不安定な道・階段・溝・連続椅子等のコースを体験しました。
(写真:階段をガイドする体験)
(写真:狭い通路をガイドする体験)
「要約筆記体験」 *要約筆記:聴覚障がい者や、耳の聞こえに不自由を感じている人にその場の文字で伝える文字通訳
講師は、千歳要約筆記の会「やませみ」の打矢さん、阿部さん、中村さん、岩下さんです。
はじめに、耳のしくみについて、聴覚障害の種類について、要約筆記について説明がありました。
説明の後、筆談の体験と漢字練習を行いました。
筆談の体験では、2人1組となり声を出さずに好きな食べ物や嫌いな食べ物、今日の天気などを紙に書いて
相手にどれだけ伝わるかを体験しました。
漢字練習では、時間を図り同音異義語を何文字かけるかを体験しました…!
要約筆記用のペンを使用してロール紙に講師が読み上げた文章を書く体験をしました!
最後に自分が書いたロール紙をスクリーンに映し出し、授業は終了です。
授業終了後には、
「楽しかった!」、「ロール紙欲しいです~!」という声があがっていました😊
(写真:ロール紙に書く様子)
「認知症サポーター養成講座」
講師は、キャラバン・メイトの今成さんです。
認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解をもち、地域や職域で、認知症の人や
家族に対してできる範囲で手助けをする人のことです。
令和3年6月現在、千歳市でも約17、000人の方が認知症サポーターとして活躍されています👦👧
認知症の方々が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように、認知症の人やその家族の気持ちを
理解し、適切にかかわるにはどうしたら良いかについて、学びました。
認知症サポーターの役割についても学びました!
受講された学生さんには認知症サポーターの証であるオレンジリングをお渡ししました☺