【福祉の授業】令和2年度の全日程が終了しました!
掲載日:2021.04.01
今年度は、令和2年9月から令和3年2月までの5カ月間にわたり、小学校7校、中学校2校、高等学校1校で21回の「福祉の授業」が実施され、延べ1,404名の児童・生徒が参加されました。
「福祉の授業」は、障がいのある方や高齢者など様々な人と関わり、学ぶことを通して子どもたちが様々な人々を自然に受け入れ、コミュニケーション力を高めたり、優しさや思いやりの心を育むことを目的としています。
今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で例年より実施数は減少してしまいましたが、はじめてZoomを使用して授業を実施するなど工夫をして授業を実施することができました。
今後も子どもたちの福祉の心を育む機会をサポートしていきたいと思います!
✿車いす乗車・介助体験✿
実際に自分で車いすを操作することを通して、車いすを利用している人にどのような困難があるかを学びます。
✿視覚障がい者ガイドヘルプ体験✿
視覚障がい者ガイドヘルプ体験では、アイマスクをつけて視覚障がい者の役とガイドする人に分かれて不安定な道や椅子、階段、狭い通路などの体験を行います。視覚障がい者の気持ちを体験するとともに、安心安全にガイドする方法を学びます。
✿サウンドテーブルテニス体験✿
サウンドテーブルテニスは、音の鳴るピンポン玉をアイマスクをした状態で打ち合い点数を競うスポーツです。一般的な卓球と異なるのは、卓球台から4.2センチ上げたネットの下を音の鳴るピンポン玉を転がし打ち合うというところです。勝負のカギを握るのは音を聞き分ける集中力なので、見える人も見えない人も一緒に楽しむことができるスポーツです!
✿福祉に関する講話✿
「福祉」とは何か、高齢者になったときの体の変化、高齢者との接し方などについて学びます。
体験の最後に行う四択のクイズはとても盛り上がります♫
今年度は、Zoomを使用したオンラインでの開催にもチャレンジしました!
✿認知症サポーター養成講座✿
認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解をもち、地域や職域で、認知症の人や家族に対してできる範囲で手助けをする人のことです。認知症の方々が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように、認知症の人やその家族の気持ちを理解し、適切にかかわるにはどうしたら良いかについて、学びます。
✿要約筆記体験✿
要約筆記は聴覚障がい者や、耳の聞こえに不自由を感じている人にその場の話を文字で伝える文字通訳のことをいいます。
体験では、2分間で「こう」という漢字がいくつ書けるかチャレンジしました!
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【問い合わせ先】
千歳市ボランティアセンター
千歳市社会福祉協議会2階
TEL:0123-27-2525