千歳市防災ボランティアリーダー養成研修会を行いました(^^♪
掲載日:2021.03.19
2月12日(金)、「令和2年度千歳市防災ボランティアリーダー養成研修会」を開催しました。
研修テーマ:事例報告「平成30年北海道胆振東部地震災害の経験を通して
~災害ボランティアセンター支援における被災者ニーズと関わり方~」
講 師:社会福祉法人厚真町社会福祉協議会
高齢者生活福祉センター長兼生活支援担当主幹 山野下 誠 氏
この研修会は、千歳市において大規模な災害が発生した際に、本会が設置・運営を行う「千歳市災害ボランティアセンター」による被災者支援活動に協力いただける防災ボランティアリーダー(地元ボランティア)の養成と資質向上を目的として、防災ボランティアリーダーに興味のある市民を対象に開催しました。
研修では、講師の山野下氏から、平成30年北海道胆振東部地震の発生後に、厚真町災害ボランティアセンターを開設・運営し被災者支援を行なっている経験から、
◇被災者のニーズ(困りごと)が時間の経過とともに変化していくため、防災ボランティアリーダーが行うニーズ把握が大切であること
◇ニーズ把握の際は、具体的に困っていることがないか伺うなど、丁寧な聞き取りで困りごとの内容を確認すること
◇被災者支援においては、「ありがとうしか言えない被災者の心情」を理解し、気持ちに寄り添って関わること
◇災害ボランティア活動は、被災者中心の支援であり、作業ではないこと
◇復興までの長い道のりの中で、防災ボランティアリーダーの存在・活動が大切であること
について、お話しがありました。
研修会に参加した方々から、
・ボランティアと被災者の信頼関係をつくることが大切である
・被災者に寄り添った行動が大事だとわかった
・被災者は「ありがとう」しか言えない。自分が良かれと思っても、相手が良いと思っているとは限らないことを知り、気を付けようと思った。
といった感想が寄せられるなど、新たな気づきが多く得られた研修会となりました。
防災ボランティアリーダーは、令和3年3月8日時点で43名のご登録をいただいております。ご興味のある方は、本会までお問い合わせください。
災害ボランティアセンターに関するお知らせは、今後もホームページでお知らせします。
千歳市災害ボランティアセンターの詳細はこちらをご覧ください。