【福祉の授業】富丘中学校で認知症サポーター養成講座・要約筆記体験・視覚障がい者ガイドヘルプ体験を行いました
掲載日:2020.12.14
11月6日に富丘中学校で「認知症サポーター養成講座」・「要約筆記体験」・「視覚障がい者ガイドヘルプ体験」が行われました。
福祉の授業は、障がいのある方へのサポート方法を考えたり、実際にコミュニケーションを図って、それぞれの違いを認め、お互いに理解・尊重する気持ちを育てることを目的としています。
富丘中学校では、「要約筆記体験」・「認知症サポーター養成講座」・「視覚障がい者ガイドヘルプ体験」の3つのコースから選択していただき182名の学生さんが体験を行いました!
認知症サポーター養成講座の様子♫
講師は、キャラバン・メイトの今成さん、作田さん、吉田さんです!
認知症の方々が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように、認知症の人やその家族の気持ちを理解し、適切にかかわるにはどうしたら良いかについて、学びました。
要約筆記体験の様子♫
要約筆記:聴覚障がい者に対する情報保障方法の一つで、話されている内容を要約し、文字として伝えること
講師は、千歳要約筆記の会「やませみ」の阿部さん、中村さん、打矢さん、田中さんです!
耳の中って??どうなってるの?
はじめに、耳の仕組みについての説明がありました。
次に、「要約筆記」とはどのようなものか説明がありました。
要約筆記は聴覚障がい者や、耳の聞こえに不自由を感じている人にその場の話を文字で伝える文字通訳のことをいいます。
富丘中学校の学生さんは初めて聞いたという方がとても多かったです!
2分間で「こう」という漢字がいくつ書けるかチャレンジしてもらいました!
いよいよ、ロール紙に書いてみます…!
基本の10文字、とても上手に書けています!!
「要約筆記ってなんだろう?」から始まった体験ですが、体験終了後には「もっとロール紙に書きたい!」という声がたくさんあがっていました♫
視覚障がい者ガイドヘルプ体験の様子♫
講師は千歳視覚障害者福祉協会の菊池悦子さんと事務局長の菊池正明さんです。支援ボランティア3名の方にもご協力いただきました!
視覚障がい者ガイドヘルプ体験では、2人1組となり、アイマスクを着けて視覚障がい者の役とガイド(手引き)する人の役となり、視覚障がい者の気持ちを体験すると同時に、安心安全に手引きする方法を学びました。
富丘中学校では、狭い通路・マット・階段・溝・椅子等のコースを体験しました。
(写真左:足元の不安定な道を歩く体験) (写真右:狭い通路の体験)
(写真左:椅子への誘導の体験) (写真右:溝の体験)