令和2年度市民後見人養成講座 千歳市民17名が修了!【恵庭市成年後見支援センターとの合同開催】
掲載日:2020.11.04
恵庭市社協の津田会長さん(前列右側5番目)と千歳市社協の力示会長さん(前列左側5番目)
を囲んで記念撮影
令和2年度の「市民後見人養成講座」が終了しました。9月16日から10月14日までの5日間にかけて約30時間を受講し、千歳市民17名が、無事に修了されました。皆様、おめでとうございます!! また、本当にお疲れ様でした。
最終日の修了式で撮影した記念写真(上記)では、清々しい表情で修了証書を受け取られていました。
今回の講座は、恵庭、千歳両市の社会福協議会が初めて合同で開催、恵庭市民10名を併せて、総勢27名が修了されました。講座の内容は、弁護士や司法書士、社会福祉士などの専門職による講義のほか、高齢者や障がい者の施設見学、グループワークなども行われました。内容の難しい講座もありましたが、真剣な眼差しで講義に集中する皆さんの姿が大変印象的でした。
グループワークでは、成年後見制度の事例について話し合ったり、共同作業をとおしてチームワークを確かめ合ったりと、楽しく活動されていました。グループワークが楽しかった!という感想も多くいただきました。
高齢者や障がい者施設の見学では、入所者が生活しやすいような工夫やルール等をおしえていただきました。また壁の素材や家具などにもこだわりがたくさんあることに驚きました。そして何よりも入所者の人生を真剣に考える運営側のあたたかな気持ちが伝わってくる内容でした。
長い長い講座を経て、最終日の閉講式では、お一人ずつ修了証をお渡ししました。今後、登録していただいた皆様には、千歳市社会福祉協議会が受任している後見人の活動をお手伝いいただく「後見支援員」としてご活躍いただきます。後見支援員の存在は成年後見支援センターとしても大変心強い存在です。
最後に皆様からいただいた講座の感想を一部ご紹介します。
*家族の将来を考えて、成年後見制度について詳しく知りたいと思い受講しました。ついていけるか心配でしたが、どの講座も詳しい資料があり、講師のわかりやすい説明に時間が短く感じました。
*市民後見人講座を受けて世の中の仕組みの一部が垣間見えて勉強になりました。今後も民生委員として地域の皆様の相談にのる際にもなんらかの役に立てるように努力したいと思います。
*今後はこの講座に参加した経験を活かすべく「何か具体的な活動を」と感じているのですが今は全くのスタート地点なので、今後も継続的に知識を身につける必要があると考えています。
*判断能力が低下している人の支援は、その事を受け入れることが大切だということ、その人を教育し直すことは不可能だと言うこと、その人の人生を受け入れて一緒に歩いていくという言葉にとても感銘を受けました。
千歳市成年後見支援センターでは、成年後見制度について皆様にわかりやすくお伝えできる機会をこれからも考えてまいりたいと思っています。
出張講座も随時受付中!!お気軽にお問い合わせください。
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