【富丘中学校 福祉の授業】手話・点字・視覚障がい者ガイドヘルプ・認知症サポーター養成講座の体験

掲載日:2019.11.15

11月6日(水)に、富丘中学校で「手話体験」「点字体験」「視覚障がい者ガイドヘルプ体験」「認知症サポーター養成講座」を行いました。

手話体験の講師は、千歳聴力障害者協会の中田嘉男さんと田丸有子さんが担当しました。

「朝はどうやって起きているのか」「電話が鳴っていることにどうやって気づくのか」など、

聴覚に障がいのある方の日常生活についてお話がありました。

引き続き、「卓球」「バスケットボール」などのスポーツに関する手話を学びました。


(卓球の手話表現について説明する講師の中田さん)

視覚障がい者ガイドヘルプ体験の講師は、千歳視覚障害者福祉協会の菊池悦子(きくち えつこ)さんが担当しました。

2人1組になり、アイマスクを着けて見えない人を案内(手引き)する体験。

狭い通路を通り抜け、テーブル席への誘導、階段を昇り降りするなど、見えないことの体験。

見えない方を安心して手引きするにはどうしたら良いかを学びました。


質疑応答の時間

視覚障がいのある方が使用する白杖について生徒から質問があり、講師から説明されました。


(生徒からの質問に答え、白状のことについて説明する講師の菊池さん)

点字体験の講師は、千歳視覚障害者福祉協会の目黒達也(めぐろ たつや)さんが担当しました。

点字は、視覚障がいのある方が触って読む文字で、6つの点の組み合わせで作られています。

点字器を使用して、「読み方」「書き方」を体験しました。

また、点字で作られた本や点訳された絵本を実際に手にとって触れました。


(点字を読みながら講義をする目黒さん・写真左)



(五十音表を見ながら実際に点字を書く様子)

認知症サポーター養成講座の講師は、キャラバン・メイト※の今成光(いまなり ひかる)さんが担当しました。

認知症の方々が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように、認知症の人やその家族の気持ちを理解し、適切にかかわるにはど

うしたら良いかを学びました。

※キャラバン・メイトとは、認知症の基礎知識やサポーター養成講座を地域に展開するために、所定の研修を受けた講師役の方々の

ことです。


(認知症の方との接し方について説明する今成さん)