掲載日：2018.11.05

千歳市市制施行６０周年記念・千歳市手話言語条例制定記念「千歳市手話とのふれあいフェスティバル～助け合う優しいまちへ～」が１０月３１日、北ガス文化ホールで開催されました。手話への理解を深めることを目的に市が主催する行事で、会場には約３００名の来場者が集いました。第１部は「私と手話との関わり」と題して、千歳聴力障害者協会佐藤会長の講演が行われ、以前はろう学校で手話の使用が認められず、家族との会話も難しかったことを振り返り「手話は大切な言語」と強調しました。第２部は、千歳市出身のシンガーソングライターｆｕｃｃｈｉ(フッチー）さんによる、表現力豊かな歌声と手話を交えた「手話歌ライブ」で盛り上がり、ライブのフィナーレでは千歳高校、北陽高校の両生徒や地元手話サークル、聴力障害者協会の会員らがステージに登壇し、手話とともに「上を向いて歩こう」などを披露しました。参加者からは、「こんなに素敵なイベントに参加できて感動した」との声がありました。