8月22日(木)、北星病院で健康教室が行われました。
今回は、北星病院作業療法士 認知症ケア専門士 斉藤元貴氏を講師に「認知症予防のヒント~多方面から考えてみる~」の講話がありました。
65歳以上の方の6人に1人が認知症を発病するといわれている中、認知症にならないための10か条のお話がありました。
「食生活を整える」、「運動を心がける」、「飲酒、喫煙が過度にならないようにする」など、自ら健康管理を心がけるほかに、自分のありのままを受け入れる、自分なりのストレス解消法を実践する、社会的な交流を通じて他人とコミュニケーションを図ることは、認知症予防にかなり効果的であると話されました。
また、認知症予防に効果的な運動で自身で出来る手、指体操を教えていただきました。
足踏みをしながら「3の倍数で拍手を行う」手体操や「左右ずらし指数え」などの指体操のトレーニングを行いました。
楽しく歌を歌いながら手、指体操を行うことも脳の活性化に繋がり認知症予防にとても効果があるそうです。
認知症予防と栄養については、1日1回はさばなどの青魚を食べ、不飽和脂肪酸(DHA、EPA)をとる。また、抗酸化作用のあるナッツ類や果物でビタミンC、Eをとると、認知症発症リスクを50パーセントに減少させる効果が期待できます。
得に避けたい食べ物では、マーガリンや菓子パンに含まれているショートニングなど、悪玉コレステロールが増加し動脈硬化の原因をなるので注意が必要と話されていました。
9月の健康教室は、口腔、嚥下機能についてのお話があります。
掲載内容についての問い合わせは、生活支援コーディネーター(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで!