7月28日、富丘集会所において、富丘4丁目東町内会(天野謙一会長)主催の福祉講座が開催されました。

 富丘4丁目東町内会では、社会的関心度が高い高齢者福祉について企画的に行っていこうということで

昨年より福祉講座が始まりました。

 昨年の第1回目は「認知症について」、今年は「体の痛みについて」の勉強会の開催です。

「高齢社会において、ロコモティブシンドローム(運動機能の低下)をできるだけ抑えていくことが必要で

考えていくことが大切。今日、講話を聞いて認識を改めていきたい。」と会長の挨拶がありました。

 

 講師は、町内会に広く出向き啓蒙的な話をしている医療法人社団いずみの会北星病院

リハビリテーション科の理学療法士澤野純平さんです。

 本日のテーマは「腰痛や膝痛を含む痛みの予防教室」です。

 

 澤野さんからの問いかけです。

 みなさんは痛みがありますか?

 会場からは「膝が痛い」「腰が痛い」「みんな痛い」の声が上がります。

中には全く痛くないという人もいます。

 そもそも痛みとは?

「痛み」はからだに異常や異変が発生したときの「警告信号」です。

 痛みはなぜ出るのか?

 自身の全身的な体力が低下し、耐えられなくなり、危険信号として痛みが出るそうです。

 8割以上の人が一度は腰痛を経験するそうです。

 腰痛で重要なのは!

 背骨がまっすぐ立つことと、全ての背骨が均一に動くことです。

 膝はどうなっていれば痛くなりやすいのか?

  ・膝がO脚になっている

  ・膝が伸びきらない

  ・膝の筋肉が弱い

  ・膝が曲がっている

  ・足首が硬いのも原因です。(ふくらはぎのストレッチングをしましょう)

 最 後 に

・体力が低下すると、痛みも出やすい身体になります

・自身の体力を常日頃チェックすることが重要です

・腰や膝の痛みだけでなく、いろんな痛みも同じです  との事です。

みなさんも、地域活動に参加し身体のことや認知症予防についての認識を深め健康な毎日を送ってください。

 

掲載内容についての問い合わせは、生活支援コーディネーター

(地域福祉課地域福祉係 電話:0123-27-2525)まで。