7月19日(金)、末広中区町内会館において、ミニ講座が開催されました。

 今回の講座は、『認知症にならないために~生活のコツと脳トレ~』についてです。

 冒頭、松本町内会長より「高齢化社会の中で7人に1人は認知症と言われており、

認知症は身近な状況となっています。認知症とはどんなことなのかを学んで頑張って

いただきたい。」と挨拶がありました。

 講師の、千歳病院認知症疾患医療センター 認知症地域支援推進員の作田さんからは、

「認知症とは」「認知症の予防方法」についての説明があり、

 千歳市北区地域包括支援センターセンター長で、認知症地域支援推進員の富永さんからは

「かんたん脳トレ」についての説明がありました。

 1、正常老化と認知症によるもの忘れの違いは

  ①正常老化によるもの忘れは、

 原因は、加齢により生じ、自覚は、あり、記憶障害は、とっさに思い出せない、

 生活には、支障がない、精神・行動障害は、ない。

  ②認知症は、

 原因は、病気により生じる低下、自覚は、低下、記憶障害は、出来こと自体を忘れる、

 生活には、営むのが困難、精神・行動障害は、伴うことが多い。

  以上が特徴となるそうです。

 

 2、認知症の予防方法は

 認知症に絶対ならない方法はありませんが、『なりにくくすることはできる!』そうです。

  ①バランスのよい食事 ~ 肉や魚、大豆製品、野菜が多く米や麺類が少なめの食事

  ②週3回以上の運動  ~ 30分以上のウォーキングやいきいき百歳体操等に参加

  ③週1回以上の交流  ~ 友人とのお茶会や地域サークルへの参加

 3、かんたん脳トレは

  ①あと出しじゃんけんで負けましょう

  ②3の倍数で手をたたこう

  ③指折り体操

  ④共通するひらがなは?  瞬間計算

 

  会場では出来ても出来なくても大きな歓声があがります。

 みなさんも、地域活動に参加して認知症予防に努め健康な毎日を送りましょう。

 

  掲載内容についての問い合わせは生活支援コーディネーター

   (地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで。