2月11日(日)、千歳市埋蔵文化財センターで行われている「勾玉づくり教室」を訪問しました。
  
千歳市埋蔵文化財センターは、平成17年3月末で閉校した旧長都小中学校の校舎をリニューアルし平成22年4月より収蔵資料の一般公開業務を行っているセンターです。本日、勾玉づくりを教えていただけるのは、和田由希絵さん。普段は当センターで市職員として業務をしていますが、「勾玉づくり」の時は講師として教えていただいています。
  
          【和田 由希絵さん】
  勾玉
とは昔の人が使っていたアクセサリーのことです。縄文時代の遺跡物からも同じような形のものが見つかっており、その時代から作られていたのがわかります。またこの形は”魔除け”の意味があるといわれています。
  
教室には、千歳市内から4組の親子と大人の方1名が参加していました。
  
  
勾玉となる滑石、鉛筆、水、紙やすりなど入った材料が一式各テーブルに用意され、参加された親子は作成にとりかかりました。紙やすりは5種類用意され粗い目からだんだん細かい目の紙やすりに変えていき形と表面を整えていきます。皆さん一生懸命に紙やすりで形を整えています。
  
仕上がった勾玉は、染料で色を付けることができます。染料は、革などを染めるクラフト染料4色用意していました。
  
 
ひもを通して完成した作品は、持ち帰ることができます。子どもたちに感想を聞きましたらみなさん、「とても楽しい」と話していました。皆さんも一度体験してはいかがですか。千歳以外の方も参加可能です。
勾玉づくり
場所:千歳市埋蔵文化財センター内  千歳市長都42-1
開催日時:基本毎月第2日曜日 13:00~ (開催してない月もあります)
申し込先:0123-24-4210 事前予約が必要(先着16名)
参加費:無料
掲載内容についての問い合わせは生活支援コーディネーター(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで。