11月11日(土)富丘集会所において、福祉講座が開催されました。
今回の講座は『認知症』について、高齢化社会の中で65歳以上の10人に1人は認知症と言われており、町内会でも感心が高まっております。
開会では、富丘4丁目東町内会の天野会長より「認知症は身近な状況となっており、認知症とはどんなことなのか?予防はないのか?対応は?支援体制は?」等について学び今後の生活の知恵としてほしいと挨拶がありました。
講座では『認知症・予防法・認知症の人への対応・相談方法』について講師の先生からお話がありました。
千歳病院認知症疾患医療センター 若年認知症支援コーディネーター
田中さんからは、「認知症とは」「認知症への対応について」について、
千歳市北区地域包括支援センター 認知症地域支援推進員
富永さんからは「アルツハイマー型認知症治療薬」「認知症の予防方法」について
千歳病院認知症疾患医療センター 認知症地域支援推進員
作田さんからは、「認知症の相談方法」「千歳市の社会資源」「千歳市の取組」「かんたん脳トレ」について 説明がありました。
主な内容は
「認知症とは」
さまざまな原因により、脳の働きが悪くなり記憶力や判断力などが低下し、日常生活にまで支障がでる状態となる病気の総称です。
例えば、【財布をどこかに置き忘れた】
・置いた場所がわからなくなって探す → 加齢のよるもの忘れ
・置いたこと自体を忘れてしまう → 認知症の疑いあり
「認知症の人への対応」
※3つの『ない』
①驚かせない → 目線を合わせて・前方から・落ち着いて
②急がせない → ゆっくりと・相手のペースで・余裕をもって
③自尊心を傷つけない → まずは見守り・否定せず
「認知症の予防方法」
認知症に絶対ならない方法はありませんが、『なりにくくすることはできる!』
- バランスのよい食事
- 週3回以上の運動
- 週1回以上の交流
以上は勉強会内の抜粋です。
みなさんもこれらの事に気を付け健康な毎日を送ってください。
掲載内容についての問い合わせは生活支援コーディネーター
(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで。