10月30日(水)北海道千歳リハビリテーション大学(以下リハ大)・札幌医科大学の合同研究「認知症予防教室(実践4週目最終日)」が稲穂町内会館で行われました。

4週間にわたり合計12回行われた教室ですが、本日が最終日。9名の方が参加されていました。マインドフルネスストレス低減法という体操と呼吸法をすることにより、血液中のマイクロRNAという成分の変化を調べることが目的です。

 《札幌医科大学大学院の橋爪 紳さん》

指導して下さるのは、札幌医科大学大学院の橋爪紳さん。

ヨガ瞑想法といって仰向けになり腰を床から少し上げ、ゆっくり呼吸をしたり膝を抱えたり四つんばいになったりします。動作はゆっくり、呼吸もとにかくゆっくり。
 
 

最終日の今日は、リハ大の久保田先生もお見えになりました。

  《リハ大の久保田健太先生》

久保田先生のお話。

認知症の初期の症状は、注意力が低下するそうです。ですから意識を集中しながら体を動かすことが脳にとても良い刺激を与えるとのこと。また、先生は今回の認知症予防体操は家でもできるので、「教室だけで終わらせるのではなく家庭でも続けてほしい」と話されていました。

12回、1回も休むことなく参加された山田孝子さん(写真はNG)、「参加の前は足の調子があまりよくなかったですが、体操を続けるうちに少し楽になりました。参加をしてよかったです」と話して下さいました。
1週間後に採血をし、血液の検査結果は来年の1月頃出る予定です。参加したみなさんは、「検査結果がとても楽しみです」と話されていました。
 

4週間にわたり認知症予防教室に参加をしていただき、お疲れ様でした。

掲載内容についての問合わせは生活支援コーディネーター孫崎(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで