629日(土)向陽台地区で行われた今年度第1回『地域懇談会』にお邪魔をしました。泉沢向陽台町内会連合会(向町連)の主催事業で、年2回開催している地域懇談会の第回目。
向町連会長の丸山成士さんからのご挨拶の後、懇談会が始まりました。


~開会挨拶をする向町連の丸山成士会長さん~

本日は千歳市社会福祉協議会の出前講座で、「住民流福祉~ご近所同士の助け合い~」をテーマにお話をさせていただきました。            


出前講座では、千歳市の人口の推移、世帯数や高齢化率の推移、向陽台地区の最新の町内会別の高齢化率などについて紹介。また昨年7月から始まったヤマセミねっと事業の利用状況の報告、6月に開催しました「ちとせ市民ふくし講座」で講師の木原孝久さんの提案する「見守られ上手」の心得についても紹介させていただきました。

「見守られ上手」の心得 (住民流福祉総合研究所 所長 木原孝久) 
①毎日外に出て、人と出会う機会をたくさんつくろう
②決まった場所へ行こう
③人を家に招こう
④自分の生活・行動を周囲の人に知ってもらおう
⑤病気や体調の変化も周りの人に伝えよう
⑥常に倒れた時のことを意識して行動しよう
⑦見守ってくれる人との関係を大事にしよう 

講座のあとはグループワークを行い、地域で困っている人はいないのか、どんなことで困っているか、困っている人に対して何ができるのか、どうしたら困りごとが解決できるのかなど話し合っていただきグループごとに発表。今回は町内会別にグループになっていただきました。

 
~グループワークの様子~
「高齢者の方は人に迷惑をかけたくないと思っている人が多く、自分から口に出して助けてほしいといえない」
「友人ができれば町内会の活動にも参加しやすいのでは」「隣近所の人と仲良くすることが大事」「年をとっても素直になることが大事」など、たくさんの意見が出ました。

  

  

 
~発表する7町内会の皆様~

マンションの多い町内会では「管理組合等の関係で地域の情報収集がむずかしい」「心配な高齢者宅があっても、プライバシーや個人情報等の問題で、なかなか踏み込んでいけない事情もある」などの意見もありました。また、「
町内会単位や全町内会単位で住民を支援できる向陽台独自のシステムが作れないか」などの意見も出ました。


懇談会に参加をさせていただき、町内会長さん、民生委員さん、福祉委員さんらが、どうしたら住みやすい地域になるのか、真剣に考え取り組む姿勢やご尽力されていることを知ることができ、
大きな刺激を受けて帰路につきました。

本日は地域懇談会に参加をさせていただき有難うございました。


掲載内容についてのお問合わせは

向陽台地区担当生活支援コーディネーター孫崎(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで