6月3日(月)
富士町内会で行われている『ふれあい弁当』活動を取材してきました。
こちらの町内会では、年に1回この時期に、町内会福祉委員による『ふれあい弁当』の活動が行われています。
町内に住む75歳以上の高齢者のみ世帯と高齢者単身世帯を対象に、福祉委員さん手作りのお弁当をお届けします。
事前に回覧版でお知らせし必要なお弁当の数を確定します。
今年は130個のお弁当をみんなで手作りします。
会館の和室のテーブルにはお弁当容器がぎっしり並んでまるでお弁当屋さんの様です(*‘∀‘)
本日は朝の9時から130食分の16穀米のお米を炊いたり、お煮しめを作ったり、卵焼きを作ったり・・・大忙しです。
15名程の福祉委員さんが忙しくはたらいていました。会館の台所が狭く感じます。
皆さん手慣れた様子で作業はスムーズに運んでいます。
富士町内会での『ふれあい弁当』の歴史は長く、もう15年ほど続いているそうです。
今日お弁当を届けられる方の中には、15年前にお弁当作りに参加した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
毎年のお弁当の写真がファイルされていました。歴代のお弁当も素晴らしいものばかりでした!
こちらは完成した今年の『ふれあい弁当』とても豪華でおいしそうですね!食べる方の体のことを考えてすべて手作りだそうです。味も体にやさしい薄味を心がけているのだそう。(焼き鮭だけは身崩れがあるため購入したそうです)
『ふれあい弁当』は手作りの味をとおして、
地域に見守られているといった安心感とぬくもりを一緒にお届けしているのですね!
お弁当には福祉委員の中村さんの手作りの夕張メロンとフキの漬物が入っていました。とってもおいしかったです♡市販のお弁当では絶対に味わえない特別な味ですね(^^♪
15:00からはいよいよ出来上がったお弁当を町内の100世帯1軒1軒に直接お弁当を手渡しに行きます。
皆さんお弁当をとても楽しみにしてくれているそうです。
町内会長さんも、お弁当配布をお手伝いします。
『ふれあい弁当』が毎年続いてきたのは、やはり食べた方から、『おいしかった、ありがとう!』と喜ばれることがなによりの励みになるそうです。
富士町内会では、12月には杵と臼でついたお餅を子どもたちと一緒に丸めてあんころ餅づくりをしたり、つきたてのお餅を町内のひとり暮らし高齢者や高齢者単身世帯を訪問して届けたりします。2月にも福祉委員さんがお菓子の手土産をもって訪問活動を行うそうです。そういった訪問時の何気ない会話の中から日頃の悩みや健康状態を把握することで、問題の早期発見にもつながっています。
今回の訪問時でも、体の具合を悪くしていたひとり暮らしのお年寄りを発見し早期の対応につながりました!
富士町内会福祉委員のみなさま日々の活動ありがとうございます('◇')ゞ
掲載記事に係るお問い合わせは西区生活支援コーディネーター池本(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで