1月25日(金)
静和町内会館で行われている介護予防サロンにお邪魔してきました。
こちらの介護予防サロンは平成28年1月にスタートして、今年で4年目を迎えます。
現在の参加メンバーは12人。
本日は降雪が続く悪天候でしたが足元の悪い中、8名の方が参加していました。
サロン開始前には地区の民生委員さんも顔を出し、参加の皆さんとおしゃべりしていました。
また、町内会長さんもサロンのメンバーとして参加して町内会的見守りや情報交換が自然と行われている様子でした。
開始前にサロンメンバーに民生委員さんも交えて写真をパチリ☆
こちらのサロンは、いきいき百歳体操、かみかみ百歳体操、脳トレ、茶話会などを行い
参加者それぞれが「自分のために、自分のペースで自由に」をモットーに介護予防に取り組んでいます。
こちらのサロンの介護予防リーダーのお一人、二瓶幸雄さんにお話を伺いました。
介護予防リーダーの二瓶さんと、今井さんは協力して、ほかの町内会の介護予防サロンのリーダーさんとの情報交換等も積極的に行われ、いきいき百歳体操に使う重りの作り方のアイディアをいただいてきたり、集めた情報を町内会のサロンに活かしています。
(上写真左は手作りの重り、右は身近なものを使って行う脳トレゲームの一部)
脳トレのゲームなどの種類なども豊富で中にはリーダーさんオリジナルのものもあるそうです。
本日も手作りのラダーをつかって脳トレに取り組んでいました。
今日のラダーを使った脳トレは、ラダーを踏まないように気を付けながら、自分で決めたお題にそった言葉を言いながら一歩一歩進みます。
皆さん、スタート前に「魚」「野菜」「花」とお題を自分で宣言し、お題に合った名前を言いながらステップを進めます。
両方のことを同時に行うのは程よい難しさがあり、周りの人の応援を受けながら笑顔の中楽しく取り組んでいました。
参加される方が毎回楽しめるようにサロンの内容も脳トレを中心にいろいろ工夫されています。
第5週のある月曜日には、「名犬ラッシー」「荒野の決闘」等々名画の鑑賞会がおこなわれたり、北区包支援センターのセンター長さんに「なんでも知りたいことを聞ける勉強会」を企画したり、ハイヤーを予約してのクリアコートの見学会などが今まで実施されてきたそうです。
体操と脳トレが終了すると参加者全員で介護予防サロンの日誌に今日の取り組みや感想等を記入します。
今日は日誌つづり用のバインダーも新しく配布されたので、早速活用されていました。今後は参加者の救急カードの役割も兼ねるような内容の名札作られる予定があるそうです。
こちらのサロンでは通信も精力的に発行されています。こちらはH28年に発行された通信第1号。
サロンの最後に行われる茶話会では、参加者全員が一言話すことになっていて皆さん体の調子や、健康のこと、昨日の出来事思い思いに自由にお話していました。
参加者の最年長は89歳になる女性、「ここに来ることが楽しみなので、毎回通えるように体力を加減しながら調整しながら生活している」と話していました。
個人個人が自分にあったペースで、いきいきと介護予防に取り組んでいる自由な雰囲気のサロンでした。
取材へのご協力ありがとうございました。
掲載記事に係お問い合わせは、
北区生活支援コーディネーター池本(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで