北海道千歳リハビリテーション大学と
札幌医科大学の最新の研究に基づく
『認知症予防教室』が
白樺町内会で行われるとのお話を伺い、
11月11日(日)白樺町内会館にお邪魔しました。
【認知症教室 検査の様子】
北海道千歳リハビリテーション大学 久保田先生によると、
今回の介護予防教室は
「マインドフルネスストレス低減法による認知機能向上と血中micro RNAの変化についての検討」
という研究で実施されているとのこと。
【北海道千歳リハビリテーション大学 久保田先生】
マインドフルネスストレス低減法とは
瞑想やヨガ、呼吸を合わせた方法のこと。
欧米ではうつ病や認知症、がんの非薬物治療として行われているそうです。
ジョギングなどの運動よりも負荷が少ないので、体力に自信のない方も気軽に実施できます。
また、久保田先生が札幌医科大学解剖学第二講座で実施された動物実験では、
運動や社会的相互作用の機会をたくさん増やすことで、血中のマイクロRNAが変化し、
そのマイクロRNAが脳神経組織を修復することで
認知症を予防できることが研究結果として発表されています。
これまで介護予防は、その効果、結果がわかるまでに何十年と時間がかかりました。
今回、マインドフルネスを行い血中のマイクロRNAの変化を調べることで、
今後は血液検査で介護予防の効果がわかるようになるかも!?
効果がわかるようになれば、介護予防ももっと発展するかもしれません!
私たちにとってとても身近で興味深い研究です(*'▽')
【検査の様子】
お伺いした時間はちょうど検査が始まる頃。
ご参加のみなさん、グループに分かれてそれぞれ検査を受けておられます。
問診、採血、テストなど、本格的な検査です!
検査を行っているのは、久保田先生のゼミ生のみなさんなのだそう。
ご参加の白樺町内会の皆さんと会話をしながら、
和やかに検査が進みます。
【学生さんの一生懸命な様子に、ご参加のみなさんからも笑顔がこぼれます。】
今回は、研究のための事前検査。
今後マインドフルネスストレス軽減法に基づく
簡単な運動などを続けて、
その効果を再度検査するのだそう。
マインドフルネス実施の様子も取材をさせていただけるそうなので、
また追ってレポートしたいと思います!
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