11月10日(土)13:00~
千歳市民病院で月に一度行われている
『市民健康講座』を受講してきました。
今回は
循環器科 池田大輔診療課長による
「甘くはないよ、糖尿病」という講座でした。
池田先生が、糖尿病の基礎知識と治療までについてわかりやすく説明してくださいました。
参加された16名のみなさんは時折うなずきながら、真剣に受講していました。
糖尿病は、インスリンの作用不足により、高血糖が慢性的に持続する疾患です。初期の段階では自覚症状が全くないそうです。
そのため、合併症等がおきて初めて気づくことも…(;´・ω・)
通院治療を自己中断しておきる実際の患者さんの例を紹介されながら、
糖尿病は甘くみて、放置すると大変恐ろしいことになる病気であることを知りました。
他にも糖尿病の仕組みや治療の基本について、資料を用いて大変わかりやすい説明をしていただきました。
いずれにしても、糖尿病の予防にも治療にも大きな役割を果たすのは自分自身!
≪糖尿病の治療は≫
1に食事
栄養のバランスの取れた食事(食べ過ぎ注意!=太らない!)
2に運動
軽い運動を継続(目標は歩行であれば1日1万歩
3、4がなくて5にくすりだそうです。
11月14日は
糖尿病について考え、糖尿病の予防に取り組みを推進するために制定された「世界糖尿病デー」で、
有名な建造物が、啓発のため世界糖尿病デーのブルーサークルにちなんでブルーにライトアップされたりするそうです。
この時期に『糖尿病』についての講話が聴けたのはとてもよかったです。
先生のお話の後も受講生のみなさんから、たくさんの質問がありました。質問のほとんどが予防のための運動についてのもので、受講者の皆さんの予防意識の高まりを感じました。
次回の市民健康講座は
12月15日(土)市民病院2階講義室に於いて13時~14時まで
≪「肥満」=「メタボ」じゃない~正しく理解して「健康寿命」を延ばそう~≫
参加は無料で事前の申し込みは必要ありません。
1時間に健康に関する基礎知識がたくさん詰まった講座です!ぜひ、みなさんもお話を聞きにいらっしゃいませんか?
市民健康講座に関するお問い合わせは
市立千歳市民病院地域医療連携課(0123-24-3000)まで
掲載記事に係るお問い合わせは北区生活支援コーディネーター池本(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで