10月27日(土)13:00~
千歳市民病院で開催された
市民健康講座を受講してきました。
月1回ペースで、通年行われている講座です。
今回は、
リハビリテーション科 理学療法士 春日 元 先生による
「転倒予防~転ばない体を作ろう~」という講座でした。
強風と大雨というあいにくのの天候でしたが、市文病院2階の講義室には16名ほどの市民の皆さんが足を運ばれていました。
前半は、「転倒とは?どんな時に転倒しやすいか、転倒したらどうなるか?転倒しないためには?」など転倒や転倒予防に関する知識についてのお話でした。
高齢者の中には、転倒した恐怖感により活動量が減り運動不足になり体力が低下する『転倒後症候群』に陥る方もいるそうです。
また、自宅や歩きなれた場所での不注意による転倒が多く、思わぬ大きなケガを負うこともあるそうです。
まさに、【注意一秒ケガ一生】ですね。
写真は今回の講座講師の春日先生です。
医学用語を使わず、市民受講者がわかりやすいお話で、あっという間の1時間でした。
転倒予防のためには
・自宅では裸足の生活が推奨、スリッパを使用しない! (足裏や、足の指を刺激し動かす)
・屋内ではサンダルや下駄を使わず運動靴を着用する。
・眼鏡・補聴器を着用する。
・時間に余裕を持ち、あわただしい生活を送らない。
・足、膝の関節や足の指を時々大きくうごかす運動を始める。とよいそうです。
後半は、数ある転倒予防の体操の中から、気軽に手軽にできる転倒予防の体操を教えていただきました。
転倒予防体操の一つご紹介します。
≪足趾(あしのゆび)の運動≫タオル・ギャザー
①椅子に座る。タオルを用意します(タオルの重りに水入りのペットボトルをおいてもよいそうです)
②足の指でタオルをつまみます(これを20回繰り返します)。
1日に3回ほど行うのが理想的だそうです。
これから、冬に向けて道路状況は悪くなるばかりですが、
転倒予防の知識と体操で転倒のない冬を迎えたいものですね(^^♪
次回の市民健康講座は
11月10日(土)市民病院2階講義室に於いて13時~14時まで
「あまくはないよ、糖尿病~基礎知識から治療まで~」
参加は無料で、事前の申し込みは必要ありません。
市民健康講座に関するお問合せは
市立千歳市民病院地域医療連携課 (0123-24-3000)まで
または北区生活支援コーディネータ池本(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで